コードギアス11話:感想兼ネタ
シュナイゼル「…ん? なんだって? 今日のニュース・ブリタニアは諸般の事情により、数分遅れて放送します? いつも(放送事故を)楽しみにしているから、開始数分前からこうしてスタンバイしているというのに」
カノン「殿下、先程入った情報によると、メインキャスターのギルフォード卿に何かあったようなのです」
シュナイゼル「ギルフォードに? では今日のメインキャスターは代理かな…」
↓続きあります↓
テレビ局内のとある散らかった部屋で、スザクがギルフォードを拘束している。
スザク「ギルフォード卿。…あなたを窃盗容疑で拘束する!」
ギル「…無念…」
スザク「…何故、何故、あなたがこんなことを!! こんな、窃盗なんて!! いくら12話を早く見たいからと言って、先取りして12話のファイルを盗もうなんて!
一週間待てばいいのに!!」
スザクが叫ぶと、ギルフォードがゆっくりと顔を上げます。
ギル「…映ったのだ…」
スザク「…えっ?」
ギル「君も!! 12話の予告編をスローでコマ送りすれば! 私がこのようなことをしてしまった理由がわかるだろう!!」
スザク「12話の予告……」
スザクの頭の中で12話の予告が再生されます……。
スザク「はっ!? ま、まさか…」
ギル「そう…君も騎士だ。自分の主の姿が、予告編に一瞬だけ映ったらどうする?」
スザク「わかる…わかります! 自分も騎士の端くれ! 主の姿が新しいデザインの服で映ったら、
もう窃盗なんてものでは済みません!!」
ギル「
コーネリア皇女殿下の御姿(らしきもの)が予告編で映った時、私の心臓は、頭は、おかしなものになってしまった。一週間なんて…待つことが、出来なかった。たとえあれが姫様でないにしても、私は確かめずにはいられなかった」
スザク「ギルフォード卿…任務とはいえ、貴方を捕らえなければいけない自分を許して下さい…!!」
騎士達の間に芽生える変な友情(not恋愛)
ギル「君に捕まるのも仕方ないことなのかもしれないな…」
?「
その逮捕! 待ったーーーーー!!!」
ギル「君は!?」
スザク「カグヤ!?」
カグヤ「殿方とはどうしてこのように
愚物ばかりなのでしょう!! 少しはゼロ様を見習って欲しいです!」
スザク「何を言って…」
カグヤ「良いですか! これは政治的な問題ではなく、
単純な恋の問題なのです!! 単純な問題を、無駄に殊更複雑化してしまうのは、殿方の悪い癖です!」
スザク「えーっと…」
カグヤ「わからないのですか!? そこのギルフォードさんが今回ファイルを盗もうとしたのは、
愛、ゆえです! そこに政治の問題を持ち込むなんて、全くもってナンセンス!!
ほとばしる愛に、
常識をかなぐり捨てて身が動いてしまう…!! 嗚呼、
今日の星刻と天子様のラブロマンスのようではありませんか! 私にとって9・10・11話は永久保存したいぐらいの話です! つまりっ!」
カグヤはスザクをびしぃっ! と指差す。
カグヤ「ギルフォードさんを解放しなさい!」
スザク「そういうわけにはいかないんだよ、カグヤ…」
カグヤ「あなたの主だったら、同じことを言ったと思います!」
スザク「…
ユフィが…」←ぐらぐらしてきてる。
カグヤ「もうっ! まだ決断出来ないのですか! では仕方ありません! この方と話してください!」
カグヤは携帯電話を取り出して、スザクに手渡す。
スザク「?…もしもし、枢木です」
ナナリー『
スザクさん? 私です! ナナリーです!』
スザク(
!?) ←5話のルルーシュと同じ顔。
ナナリー『実は、お願いが…』
スザク「はっ、なんでしょう。殿下」
ナナリー『あの、これはとても恥ずかしい話なのですが』
スザク「はい」
ナナリー『カラレス総督時代に、その、何か悪いことが行われていなかったか、調査をしたんです。そしたら…ギルフォード卿に、
正当なお給料が支払われていなかったことが判明したのです』
スザク「
えっ?」(思わず)
ナナリー『はい…特にニュースキャスター分のお給料は、長時間勤務なのに、ほとんど無いに等しかったのです。調べていたら、他にも沢山でてきて…』
スザク「それは、つまり…ギルフォード卿がかなりの時間、
ただ働きさせられていたと?」
ナナリー『はい…。『かなりの時間』ではすまないぐらいに。…ですから、その働きに免じて、そしてこちらからの謝罪の意も込めて、ギルフォード卿を解放して頂きたいのです』
スザク「総督のご命令とあらば…」
ナナリー『お願いします』
スザク「イエス、ユアハイネス」
スザクは電話を切って、カグヤに渡す。
スザク「ん? 待って、カグヤ。なんで君が皇女殿下と…」
カグヤ「
単純な恋の問題です!!」
スザク「いや、余計に問題が複雑化している気が…。というか、
最後の解決はかなり政治的だった気がするんだけど」
カグヤ「
単純な恋の問題です!!」*大事なことなので2回言いました。
スザク(駄目だ勝てない…!!)
ギル「(独り言)ああ…、これも姫様の思し召しか…姫様…お会いできるのを、このギルフォード、一日千秋の思いで、お待ち申し上げております…!!」
~その頃、水族館でデート中の兄弟~(ここからロロルルロロ)ランペルージ兄弟が、二人で手すりによりかかりながら、魚を見ています。
ロロ「ああ…v やっぱり本物の兄さんと一緒にいるのって幸せ…v」
ルル「俺もだよロロv」(←大女優)
ロロ(水族館でのデートって何かこう独特の雰囲気があるよね。…しかも貸切)
ルル「俺がいない間、寂しくなかったか?」
ロロ「寂しかったけど…でも、大丈夫。こうして兄さんと会えるって、信じてたから」
ルル「また、戦いが始まったらバタバタしてしまうから…こうしてロロと一緒にいられる時間を大切にしないとな」
ロロ「兄さん…」
ルル「あ、あそこの魚。ロロに似てるな」
ロロ「え、どれ?」
ルル「あそこの
鮫(本当はコバンザメ的な意味だが、視線は大型の鮫に向けて)」
ロロ「…右の方にいるオオメジロザメのこと?」
ルル「ほら、ロロって
意外にワイルドなところがあるだろう?」
ロロ「いつも魚に例えられると
グッピーとかばかりだったのに…!! なんだろう、そういう例え方されると嬉しいのは何故だろう…」
ルル(ふっ…
計画通り)
ルル「ところで、ロロ。…何かナイトオブシックスを警戒しているみたいだが、何かあったのか?」
ロロ「えっ? あ、あの…。(先週のアールストレイム卿の逮捕劇、兄さんは知らないのかな…)」
ルル「?」
ロロ「え…あ…何でもないよ! ただ写真とか沢山撮ってブログに載せてるみたいだから、制服着てる兄さんの写真とか、もし、アールストレイム卿を通じてナナリーに流れたら、まずいんじゃないかな、って」
ルル「…むっ…確かに俺もそれは考えた」
ロロ「かといってむやみやたらに逃げ回るわけにはいかないし」
ルル「何故あの二人が編入してきたのか、早く裏を取らないとな…」
ロロ「ねぇ、兄さん、ヴァインベルグ卿って兄さんより年下に見えた? 僕あの人のこと20代だと思ってたんだけど」
ルル「俺もそう思ってたさ…」
ロロ「今まで、ヴァインベルグ卿が枢木卿に絡んでたのって、てっきり枢木卿のことを弟みたいに見てたのかなって思ってたんだけど
…何か、
弟属性を取られそうで危機感を覚えるよ」
ルル「安心しろ。学年が下だからと言って、あの男が弟属性を獲得するとは思えない…その属性はロロだけのものだ」
ロロ「兄さん…v」
ルル「しかし、来週はお互い大変そうな回だな」
ロロ「何か、色々と泥沼な予感がするんだ…」
ルル「お互い、なんとかして切り抜けよう」
ロロ「…うん。頑張ろう」
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11話要点
・ほとばしるカグヤパワー。
・コーネリア姫様らしき人落下中。
・C.C.がアーニャのことをルルーシュに伝えたのか伝えなかったのかが謎。
・ロロの独占欲↑上昇中。
・ジノがルルより学年下。
・アーニャを警戒する(笑)ロロ。
・そろそろDがいじけそうな件について。
・蜃気楼がロスト・ユニバース(原作)の
ボーディガーに見えました。(防御力と火力は凄いが母艦から離れるとやばいあたり)
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