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    感想その2

     コードギアス9話感想その2です。
     中華連邦の警備とチェスについて(笑)



     シンクーの結婚式場突撃があった時なんですが、

     ブリタニア側の方は、

       すぐにジノとカノンさんがオデュ様の元に走る(多分アーニャはシュナイゼルの方に行った)
     → スザク動く
     → オデュとシュナ様を一箇所に集めて、アーニャ・ジノ・カノンさんで守りを固める
     といった感じで動きが早いのですが、
      
     誰も天子様の元へと行かない中華連邦の面々。

     ルルが来た時の天子様の周りのガラ空きぶりがすごい。シンクーを止めること最優先でもあの配置はおかしいv
     あれはルルーシュが既にギアスをかけておいたということなのか(シンクーが来ても天子様のまわりがガラ空きになるように)、ブリタニアに比べて危機管理がやばすぎるということの対比なのでしょうか。

     でもルルーシュが一人で天子様の所まで来たことを考えると、最初から作戦だったのかな……。
     それとも、
     ルル「がら空きラッキ~~v」
     だったのか(いや、ルルに限ってそんなことは…)
     宦官はブリタニアから相当利益もらうみたいなので、実は裏交渉…ということはなさそうですし。あとはルルーシュが最初から、警備体制が甘いことを知っていたという可能性もありますね。


     そしてチェスのシーンなのですが、
     あれを「屈服」ととるか「いずれにせよ勝利」と取れるか…というシュナ様の仕掛けがなかなか面白い。
     ただそこで思ったのが、第三の意味はルルにとっては無意味だったのかなーということ。

     キング同士の意地の張り合いと考えず、黒キングの隣のポーンで白キングを斜め取りでゲットする = もともと価値が低いとされる者であっても、機が巡ってくれば高い者を潰せる(ゲーム開始時のポーンの価値は1、キングはいつでもインフィニティ) という意味にもなるのでは…と思ったのですが、おそらくルルーシュにとっては白のキング(=皇帝の姿がどうしてもちらつく)による「施し」っていう意味が大きすぎたのかな、と思いました。

     シンクーに外道と言われて、

    ルル「そうかい? HAHAHAHAHAHAHAHA!」
     と笑い飛ばせるルルーシュですが、いざという時に意地が邪魔をして勝利に手が伸ばせない(ルルーシュの戦いが、勝ち方ではなくて勝つ事が最優先になっているにも関わらず)というのが、ルルーシュの抱えている矛盾なのかな・・・と思いました。
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