下の記事で散々書いてますが、
12話、トーサマと小夜の戦闘シーンとマスター銃撃のシーンは良かったと思います。
特に、トーサマVS小夜はよく動いてたなぁ、と。
あと、袋ドリルは
よくそんなの思いついたなぁとむしろ感心してしまいました。
そして双子の演技は秀逸でしたね。あの双子がやらかしたのって、おそらく、売春斡旋→抜けようとした女子をリンチで殺害って言われてますが(制服の話と、爪もはいでないし……という台詞から)、死に方がね……売春斡旋していた側が、無理やり足開かされた痛みの中で死ぬというなんとも……これも、
よくそんなの思いついたよと思いました。
1話~12話全体として、残念感が払拭できないのは、1話・2話ぐらいから、箱庭説・実験場説が視聴者側からでていたことを考えると、やはり茶番が長すぎたのかなぁと思います。
不自然ではない日常で11話までひっぱるならまだしも、最初から違和感バリバリの日常なら、茶番部分をもっと短くするか、茶番そのものは続行して小夜の記憶がなかなか戻らないにせよ、文人・タダヨシ視点をもっと入れるとかで面白くなったのではないかなぁと思います。
ふるきものと、小夜の関係が詳しいところまでよくわからないのですが、Last vampireであれば、翼手と小夜の関係は、翼手のオリジナル小夜=翼手の母なので、小夜と戦ったウォルター・カッツの最期の言葉が「(小夜に手を伸ばしながら)母、さん…」となるような関係になっています。
仮に、ふるきものと小夜の関係がLAST VAMPIREの翼手と小夜の関係と同じものである場合は、もっと、タダヨシの視点を入れれば、父親であり息子であるタダヨシ、娘であり母である小夜……というなかなか面白い関係になったのかなぁ、と思いますね。
もしくは、グロシーンをあれだけ入れるなら、マスターの狂気をもっと早い段階で見せておくという手もあったかもしれませんね。マスター人気投票ダントツ一位ですし(笑)
脚本とかストーリー構成とはどうあるべきなのかを非常に考えさせられた作品です。
ところで、Last vampire ・BLOOD+・Cで皆勤賞の野島さんがすごい。
主人公からラスボスまでこなしてますね。
劇場版の予告編もCAST内定組が水樹さんと野島さんしかいませんし、野島さんはきっとバリバリラスボスを演じてくださるに違いありません。
劇場版といえば、予告編の、
「小夜、やっと君を抱きしめられる」
というマスターのセリフにツッコム前に、
「抱きしめたいなぁ、ガンダム!!」 が頭をよぎっていきました。いつまでも頭に残る強烈な存在感です……。
予告編のセリフと今までの12話までの話だけ見ると、小夜に心底惚れたんだが愛し方が狂気みたいなそういうオチなんでしょうかねマスター。
そういえばスーツ着てるときはどっかの誰かさんに似てましたマスター。
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