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    メモメモ。

    友人とカールレポートのことで色々と議論してきました!!

    色々とお題がでたのですが、

    1.結局ファントムとはなんだったのか?

    2.カールは何がしたかったのか?

    3.ソロモンの発言「(要約)自分はカールを見ていたけれど、カールは自分を見ていなかった」「カールは孤独だった」というのはソロモンの言い分であって、カールの本心はどうだったのか?

    4.カールにとっての小夜とは?

    5.人間だった時の行動からわかるソロモンとカールの性格の違い(それによって起きたすれ違い)

    6.場面描写に見る、カールが生き残った可能性。
    (ソロモンに背を向ける意味と向かい合う意味)

    7.6番の関連、カールの生き残る機会は劇中では4回あり、その全てをソロモンは逃している。

    8.カールにとって、シュヴァリエとしての生は虚構そのものだったのではないか?

    9.カールがソロモンを見ていなかったのではなく、ソロモンがカールのシグナルに気づいていなかった。見ていてもアプローチをしなかった。(命が危ないレベルまでいかないとソロモンは動かない)*これは5番の関連。

    10.カールが人として死ぬ時の言葉は「ソロモン…」
       シュヴァリエになってからの最期の言葉も「ソロモン…」

       ソロモンが人として死ぬ時は兄さんの腕の中
       シュヴァリエなってから死ぬ時も兄さんの腕の中


    こんな感じで2時間近く話していて、とりあえずレポートのお題そのものは「カール・フェイオンは何故死んだのか?」に絞ることにしました。


    このお題で、上10個の中で重要になってくるのが、


    3.ソロモンの発言「(要約)自分はカールを見ていたけれど、カールは自分を見ていなかった」「カールは孤独だった」というのはソロモンの言い分であって、カールの本心はどうだったのか?

    5.人間だった時の行動からわかるソロモンとカールの性格の違い(それによって起きたすれ違い)

    6.場面描写に見る、カールが生き残った可能性。

    7.6番の関連、カールの生き残る機会は劇中では4回あり、その全てをソロモンは逃している。

    9.カールがソロモンを見ていなかったのではなく、ソロモンがカールのシグナルに気づいていなかった。見ていてもアプローチをしなかった。(命が危ないレベルまでいかないとソロモンは動かない)*これは5番の関連。


    の5個です。
    今回はその中の、
    3.ソロモンの発言「(要約)自分はカールを見ていたけれど、カールは自分を見ていなかった」「カールは孤独だった」というのはソロモンの言い分であって、カールの本心はどうだったのか?のメモを続きに載せておきます。

    *以下の文はですます調ではありません。
    まだメモの段階なので、わかりにくい文ですみません。



    カールがソロモンのことをどう思っていたのか?
    カールが自ら語るシーンは殆どないが、最も重要かと思われるのは、以下の台詞である。


    「SAYA、一緒に行こう。家族にすら裏切られた君も僕も
    望まれて生まれてきた訳ではない者同士!」


    劇中にて、カールを裏切った人物と言えばソロモンしかいないのであり、
    「家族」とはソロモンのことを指すと思われる。
    人間であった時のカールにとって、ソロモンは家族同然の存在だったのだろう。


    シュヴァリエになった後のカールのソロモンへの感情を知る手がかりは後半の、

    「望まれて生まれてきた訳ではない者」

    という台詞にある。
    この場合における「生まれてきた」とはおそらく、カールにとっては1917年にシュヴァリエとして生を受けたことだろう。

    「望まれて生まれてきた訳ではない」とは、望まれたのはモンゴロイドである第五のシュヴァリエ(=実験体)の肉体であって、カール・フェイオン個人が望まれてシュヴァリエになったわけではないことだと考えられる。ここでは誰に「望まれていない」のかは語られていないが、


    「私をわかってくれるのは、敵であるSAYA,君だけなんだ」

    という台詞から、ソロモンを含む誰もがカール・フェイオン個人を求めていない、理解しようとしていないとカールが感じていたのは明らかである。
    つまり、ソロモンにとってのカールとは、シュヴァリエのカールであってカール個人ではないと、とカールは考えていた。ソロモンもまたカールにとって、カール個人に対して無関心な存在の一人だったのだ。
    (これが誤解であることはソロモンの発言からわかるが、ここから、90年近くソロモンがカールとの距離をとったまま一線を越えようとしなかったことが伺える)


    また、カールが小夜に語っているシーンで「戦い=相手のことだけを考える行為である」という内容のカールの台詞があり、戦いの中で、(例えその達成が絶望的であったにしても)自分を理解してほしいという想いがカールにあったのだと思われる。


    では、カールが死の危険をおかしてまで理解して欲しかったものとは何か?

    それは最初にあげた台詞

    「SAYA、一緒に行こう。家族にすら裏切られた君も僕も
    望まれて生まれてきた訳ではない者同士!」

    からわかるように、

    1:家族と言える程の存在(=ソロモン)に裏切られたことで受けた精神的な傷。
    2:自分個人を誰も求めていないという孤独。

    である。

    とりあえず、このメモで言いたいことは、

    ・ソロモンの言った通り、カールが孤独を感じていたことは間違いない。
    ・人間であった時、カールにとってソロモンは大きな存在だった。
    ・ソロモンはカールにとって自分を理解してくれる存在ではなかった。(カールはそう思い込んでいた)

    *しかし、カールは「ソロモンが自分個人を理解していない、求めていない」と思ってもそこで諦めていたわけではない。それは後のメモに記す。
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